Nike Dunk Low Retro
"Reverse Panda"

DJ6188-101
このナイキ・ダンク・ロー・レトロは、クラシックなパンダカラーをベースにしたエレガントな白と黒のデザインが特徴だが、ひねりを加えているため、「逆パンダ」というニックネームがついている。このスニーカーの主な色調は白である。実際、白はソールを含むシューズのほぼ全体を覆っている。前足部には、アウトソール内側の中央の円から発せられるさまざまな円形の輪郭と、その先端にあるおなじみの星形の節から白が見える。このグリップ力のあるラバーの特徴は、かかと部分にも同じことが言え、そのライン状の形状がシューズの後部に異なる形のトラクションを加える。そして中央、足のアーチの下にくぼんだナイキブランドの部分も白で覆われている。
白はミッドソールと、その上端を溝状に走るステッチの帯を通り、アッパーを構成するレザーパーツへと続く。前足部とかかと部にはオーバーレイが施され、その両方にアイステーがあしらわれている。つま先端のすぐ下には通気性を確保するパーフォレーションがあり、その頂点ではアイレットが後部のオーバーレイのアイレットと組み合わさっている。この暗い色合いのシューレースがシューズを引き締めている。
ヒールには、小さな半円形のパネルが襟の上部に添えられ、その表面には太い大文字で黒いNikeの文字が刺繍されている。その下には、ヒールラップの後ろに白いレザーの部分があり、その中に平行線のステッチが縫い込まれ、細かなディテールが表現されている。
シューズの内側は、インソールもライニングも白を基調としているが、インソールには黒のナイキブランドが存在感を放っている。外側に戻ると、同じ効果が白い舌のラベルに現れ、強調された黒いレザーのスウッシュが、このスタイリッシュなモデルの人目を引く美学を完成させる。