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クライド

1971年、PUMAは、ニューヨーク・ニックスを第7戦の素晴らしいパフォーマンスでNBA初優勝に導いたばかりの、巧みなポイントガードで有名なファッションアイコン、ウォルト・"クライド"・フレイジャーと契約した。その2年後、フレイジャーは彼自身のシグネチャーバスケットボールシューズ、PUMA Clyde(プーマ クライド)を与えられた。

クライドは、柔軟性と耐久性を兼ね備えた贅沢なオールスエードのアッパーが特徴。スリムなフォルムとミニマルなデザインには、4面に切り込みを入れた先細りのヒールタブ、ウーブンパッチと便利なシューレースループを備えたスマートなタン、通気性の良いパーフォレーションのラインを両サイドに配したPUMAフォームストリップ、標準的なシューレースを備えたストレートなアイステイが組み合わされている。これにより信頼性の高いフィット感を実現し、合成繊維のライニングとソフトなソックライナーが快適性を高めている。

フラットなラバーソールがPUMA Clydeを支え、耐久性、トラクション、快適性を融合させている。スポンジのような中敷きが一歩一歩をソフトにし、格子状のトレッドパターンの四角い部分にはX字型のラグがあり、優れたグリップ力を発揮する。1973年のオリジナルモデルのソールユニットは、フレイジャーがコート上で軽快にプレーできるよう軽量に作られており、現在では日常履きできるスニーカーとして高い人気を誇っている。

審美的にも、クライドは上品で洗練されており、コート内外でスタイリッシュであり続けたフレイジャーの能力を反映した色調とパターンを採用したカラーバリエーションが揃っている。ミニマルなブランドロゴが汎用性を高め、緩やかな傾斜のフォームストリップが各脇腹をエレガントに飾っている。ミッドソール後方にはPUMAの文字がさりげなくエンボス加工され、キャットロゴの横にはタングパッチを通してさらに文字が織り込まれている。クライドの有名なシグネチャーをシックなゴールドの箔押しであしらい、最後のワードマークがサイドのアクセントになっている。

1979年にフレイジャーがNBAを引退した後も、PUMA Clydeは重要なシルエットであり続け、ブレイクダンスシーンのBボーイやヒップホップコミュニティのミュージシャンが最初に着用した。1990年代になると、そのフラットなソールと耐久性のあるデザインはスケートボーダーにも採用され、その後、さまざまな音楽シーンに広まった。特に、ビースティ・ボーイズのアドロックが1992年にリリースしたパンク調のアルバム『Check Your Head』のジャケットで着用したことがきっかけとなった。

2017年には、PUMAが1998年以来初めてNBAのスター選手と契約し、PUMA Basketballのクリエイティブ・ディレクターに就任したラッパーのJay-Zや、コミュニティを基盤とするストリートウェアブランドのThe Hundredsとのコラボレーションが実現した。2023年、PUMAはクライド誕生50周年を記念して、ルイジ・ヴィラセニョールやダッパー・ダンといった伝説的なファッションデザイナーや、オーストラリアのパークス&ミニ、ニューヨークのエクストラバター、日本のナナミカといった先進的なレーベルとのスタイリッシュなコラボレーションを発表した。

50年以上にわたって、PUMA Clydeはバスケットボール選手から音楽スター、スケートボードのプロまで、あらゆる人に愛される汎用性の高いシューズであることを証明してきた。現在では、クラシックなルックス、ノスタルジックな強い魅力、洗練されたエッジを備えたライフスタイル・スニーカーとして人気を博している。

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