Jordan 11 Retro
"Bred"

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この大胆なジョーダン11レトロの黒、赤、白の配色は、初期のAJ11の1つであり、ジョーダンスニーカーの中で最も象徴的な1つであるBredを思い起こさせる。1996年のNBAプレーオフでジョーダン本人が履いていたこのスニーカーは、バーシティレッドの鮮やかな色合いを帯びた、頑丈だがシースルーのベースの上に作られている。ヒールと前足部にはダークブラックのラバーが配され、トラクションを高めるヘリンボーンのグリップラインが並ぶ。アウトソールの半透明の部分の後ろには、白と黒のグリッドが見え、その一部はこの先にも広がり、内側のシャンクにはっきりと見える。このパターンは、足を力強くサポートするカーボンファイバー製プレートを際立たせ、ブラックのジャンプマンがクラシックなエアジョーダン11の美学を特徴づけている。
この強固な土台の上には、スポンジ状のファイロンフォームで形成された真っ白なミッドソールがあり、かかとからつま先まで届く大きなエアポケットで満たされているため、足の全長にわたって快適性が高い。このホワイトのレイヤーは、レッドのアウトソールとブラックのアッパーの間の同系色の緩衝材として機能し、その下部は光沢のあるパテントレザーのマッドガードになっている。この洗練されたブラックのパーツはスニーカー全体を包み込み、その上端はクォーターから耐久性のあるバリスティックメッシュ、ヒールにはスムースレザーのパネルへと続く。シュータンの両側には6本の黒い帯状のファブリックがあり、クオーター部分にはシューレースシステムとなる網状の構造を形成している。テキスタイルのアイレットは、ブラックメッシュのタンの上で交差するロープスタイルのシューレースを収納し、足の甲をステルスに見せる。
シューズの内側は、よりくすんだ色合いになっている。インソールも同様だが、その表面には白いNike Airのブランドロゴが鮮やかに浮かび上がり、このスニーカーのクッショニングテクノロジーを大胆にアピールしている。ハイカットの襟の上部には、インナーが外側に伸びてU字型のヒールタブになっているのが見える。その横側には、おなじみのシルエットをバーシティレッドの刺繍で巧みに表現した、もうひとつのジャンプマンエンブレムがある。タン中央のブラックパッチには、さらにブランドロゴがあしらわれている。ジョーダンとジャンプマンの文字は、このクラシックなジョーダン11のカラーリングを締めくくるバーシティレッドのロゴの両側に白で書かれている。