Nike Air Max Plus 3

エア マックス プラス 3

1990年代後半、ナイキは最初のスニーカー、チューンドエアを生み出した。新しいミレニアムの幕開けとともに、この人気ランニングシューズは、数年経った今でも未来的と感じられるほど、先進的なデザインのアップデートを受けた。ナイキエアマックスプラス3として知られるこのシューズの主な変更点は、TPUオーバーレイの再編成だった。オリジナルのエア マックス プラスのオーバーレイはフロリダのヤシの木を模していたが、プラス3のオーバーレイは、足の後方に向かって上向きに広がる水平の帯が特徴で、ダイナミックな外観を与え、かかとからつま先まで構造的にサポートする。ミッドフット・シャンクから伸びるプラスチック製のヒールクリップも同様の効果を発揮し、シューズの後ろ半分に優れたプロテクションを提供する。また、ヒールカウンターの側面に沿った直線的なダッシュは、ナイキが同系色のコントラストで遊び、印象的なカラーリングを作り出すことを可能にしている。

エア マックス プラス 3のアッパーは合成皮革とメッシュで作られているため、耐久性と通気性を兼ね備えている。一方、ラバーアウトソールにはクラシックなワッフルグリップパッドが組み込まれ、前足部とかかと部には特定の圧力にチューニングされた弾むようなエアマックスクッショニングユニットが最高の履き心地を提供する。前足部のウィンドウはフォームパッドで囲まれているが、ヒールウィンドウは180度見渡せるように完全に開放されている。タン、インソール、サイドウォール、アウトソールのTnロゴ、ヒールと前足部の "Tuned Air "の文字、脇腹のミニ・ナイキ・スウッシュなど、魅惑的なブランドロゴがシューズのあちこちにあしらわれている。

ナイキ エア マックス プラス 3は当時、世界中で人気を博し、特にロンドンのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで強い支持を集めた。2019年、ナイキは人目を引く新色をリリースし、新世代のスニーカーファンにこの洗練されたスタイリッシュなシルエットを体験するチャンスを与え、待望のカムバックを果たした。