Jordan 11 Retro Low
"UNC"

528895-106
このジョーダン11レトロローは、鮮やかな2色使いが魅力。その土台となっているのは、どことなく青みがかった半透明のアウトソールと、足元にトラクションを加える波状のグリップラインだ。この2つのポッドはヘリンボーンのトレッドで補強されており、1つは前足部、もう1つはかかと部にあり、どちらもユニバーシティ・ブルーとして知られる淡いブルーの色調を呈している。アウトソールとミッドソールの間にあるカーボンファイバー製のシャンクにも同じブルーの色合いが見られ、ここでは黒と交互にスタイリッシュな格子模様を形成している。これが足を支え、中央には白いジャンプマンが配され、アイコニックなジョーダンの美学がスニーカーに表現されている。
一方、ミッドソールにはホワイトのファイロンフォームが使用され、内部にはフルレングスのエアユニットが足を包み込む。AJ11のシグネチャーであるパテントレザーのマッドガードは、ユニバーシティブルーでその上に配されている。ジョーダンがシカゴ・ブルズに入団する前の母校であるノースカロライナ大学が使用していたブルーに似ていることから、このスニーカー全体にこの魅力的な色合いが施され、「UNC」というニックネームが付けられた。かかとに刺繍されたミニ・ジャンプマンと、白いタンの中央を横切る帯状の素材にもこの色が現れ、ジョーダンとジャンプマンの文字ともうひとつのロゴの存在を際立たせている。
その他、アッパーの主要部分は、ヒールオーバーレイと同様にプレミアムホワイトレザーで作られている。光沢のあるパテントレザーとアッパーが接する縫い目から、さらに白い素材の帯が上に伸び、シューズの忘れがたい網状のレーシングシステムを形成している。白いロープのようなシューレースを通すアイレットを作るために、それぞれのシューレースがループを描く。インソールはユニバーシティ・ブルーに切り替わり、最後のジャンプマンがその表面から白く輝く。アウターに戻ると、ホワイトのインナーライニングがヒールタブの形にこぼれ落ち、ブラックで「23」の数字が見える。