Jordan 11 Retro Low
"Barons"

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このジョーダン11レトロローの洗練されたルックスは、アイコニックなスニーカーの本質を捉えている。その配色は、初代AJ11のリリースに先立つ90年代初頭、マイケル・ジョーダンがバスケットボールから短期間離れていた間に所属していたマイナーリーグのチーム、バーミンガム・バロンズから取られている。そのおかげで、このシューズにはバロンズという愛称が付けられ、外側は黒と白の上品な組み合わせになっている。このクラシックな組み合わせはアウトソールにも見られ、半透明の部分には白の色合いが施され、不透明なヘリンボーンのグリップポッドには黒が使われている。アウトソールの半透明のラバーから見える黒とグレーのカーボンファイバープレートが、足元に強さと耐久性を与え、その中央には黒のジャンプマンがあしらわれている。
この頑丈な土台の上に、柔らかいファイロンフォームでできた白いミッドソールが重なり、弾力のあるAirクッションが充填されている。これがこのモデルに優れた快適性をもたらし、アッパーは、まずAJ11のトレードマークであるパテントレザーのマッドガードで洗練されたスタイルを加えている。光沢のある表面は、ブラックとシルバーグレーの混ざった曇ったような色調で装飾され、光に当たるとキラキラと輝く。一方、クォーターパネルには豪華なブラック・ヌバックが使用され、同じトーンのテキスタイル・バンドがウェブ状のシューレース構造を形成している。10本のファブリックはそれぞれループ状のアイレットで仕上げられ、ブラック・ヌバックのタンの両側に5本ずつ、ロープスタイルのシューレースを固定している。インソールにプリントされた真っ白なジャンプマンロゴと完璧な同系色のコントラストを生み出している。
アウターに戻ると、さらに白のアクセントがある。ひとつはヒールで、ブラックレザーの表面中央にはジャンプマンの刺繍が施されている。このすぐ上には2つ目の白いハイライトがあり、ジョーダンのジャージナンバー「23」がヒールタブに押し込まれている。タンの中央を横切って伸びる黒い素材には、ジョーダンとジャンプマンの白い文字が書かれ、この洗練されたスニーカーの集大成となるミニチュアのジャンプマンロゴがあしらわれている。