Jordan 1 Low
"Green Toe"
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このジョーダン1ローのカラーブロッキング・スタイルは、以前のデザインのヘリテージ・ルックを彷彿とさせ、ハイクラスなスニーカーに仕上がっている。ホワイトは、ダークトーンに映えるキャンバスを提供し、まずエアクッションミッドソールに、次にレザーのミッドフットパネルに現れ、ヒール周りの薄い素材に先細りになっている。一方、ノーブルグリーンと呼ばれる上品なカラーは、ヒール下のラグと前足部の同心円を含むアウトソール全体を覆っている。
この豊かな色合いのグリーンはアッパーにも戻り、トゥボックスまで使われていることから、このシューズには「グリーントゥ」というニックネームがついている。この部分の通気孔が足に空気を送り込み、それを囲む黒いマッドガードが泥はねからつま先を守る。つま先のすぐ後ろには、ミッドソールから左右のアイステイの下まで伸びる黒いオーバーレイがある。これもブラックで、下部のアイレットを前述のオーバーレイと共有している。それを結ぶのはブラックのシューレースで、足の上部にはブラックのタンがあり、その表面にはポーレンと呼ばれるゴールデンイエローの色調でジャンプマンの刺繍が施されている。シューレースのループには、マイケル・ジョーダンのジャージナンバー「23」がさりげなくあしらわれ、このスニーカーの生みの親を記念している。
足の甲に目を移すと、ヒールカウンターとローカットの襟元にノーブルグリーンが戻っている。エアジョーダンの翼が、より豊かなグリーンの色合いの小さなレザーの長方形の下のかかとに巧みに縫い付けられている。その両脇から顔を出し、それぞれの脇腹を力強く支えているのは、中足部のホワイトとヒールのノーブルグリーンの間にぴったりと収まるブラックのレザースウッシュだ。ミッドソールからアイステイまで対角線上のルートで各サイドウォールに縫い付けられたスウッシュの中央を、細い白い糸が横切っている。ブラックとホワイトの魅力的な並置は、シューズの内側にもう一度現れ、前者はパッド入りのインナーライニングとインソールをコーティングし、後者はソックライナーのジャンプマンシルエットを際立たせ、この上品なジョーダン1の締めくくりにふさわしい。