Nike Kobe 6 Protro

象徴的なライムグリーンのグリンチカラーは、2010年に初めて発売されたナイキ コービー6のオリジナルデザインの一つだった。その名前とは裏腹に、このシューズのメインカラーは緑色のマンバヘビからインスパイアされたもので、コービー・ブライアントの伝説的なマンバメンタリティを表しているはずだった。しかし、クリスマスシーズンに発売されたため、「グリンチ」という名前が定着し、10年後に同じカラーリングのアップグレード版「プロトロ」が発売されたときに再利用された。これがきっかけとなり、その後数年間、コービー6プロトロの全く新しいデザインのコレクションが誕生した。印象的なオリジナルと同様に鮮やかなバージョンで、グリンチのカラーパレットを反転させ、外側の大部分を真っ赤にする一方、目を引くグリーンの色合いを使い、スニーカー全体に大胆なコントラストのアクセントを生み出した。

この技術的に進化したナイキ コービー6プロトロは、シルエットのオリジナルカラーを力強く再構築したものだ。最新のズームエアやクシュロンフォームのクッショニングなど、快適な履き心地を提供する最新機能でアップグレードされているだけでなく、2010年の有名なグリンチモデルとは逆の印象的なカラーパレットを採用している。アッパーの大部分は、蛇のような鱗で保護された柔軟なマイクロメッシュで形成され、人目を引くブライトクリムゾンの色合いとなっている。安定性とグリップ力を兼ね備えた幅広のアウトソールと、このモデルの伝説的なロックダウンを提供する強力なTPUヒールカウンターも、同じ鮮やかな色調で覆われている。エレクトリックグリーンのアクセントは、シューレースからシースロゴ、インソールに至るまで、アウター全体に施されており、この鮮やかなカラーは、コービー本人がデザイナーのエリック・アヴァーと話した際に発した有名なフレーズ「足にフィットするシューズが欲しい」を象徴している。ブラックのスウッシュは、サイドに向かうにつれて配色のバランスを取り、コービーのサインはヒールに軽くプリントされ、この魅惑的なバスケットボール・スニーカーをスタイリッシュに仕上げている。