Jordan 1 Retro High ‘Lost and Found’
"Chicago"
FD1437-612
このジョーダン1レトロハイ「ロスト・アンド・ファウンド」の配色は、有名なシカゴからインスピレーションを得たもので、その外観には様々なレトロな要素が盛り込まれている。バーシティレッドのアウトソールには、前足部にはおなじみの円形のグリップパターンが、ヒール部にはより直線的なグリップパターンがあしらわれている。スニーカーがストックルームで行方不明になり、後になって履き古した状態で再発見された時代。また、この時代にちなんで、ミッドソールはモスリンと呼ばれるオフホワイトの色調で、かかとからつま先まで覆われ、エイジング加工が施されている。ミッドソールの内部には、足元の快適性を最大限に高めるため、エアが封入されたクッショニングポケットが残っている。
アッパーにはクラシックなカラーが配され、まずトゥボックスとミッドフットパネルがセイルトーンで飾られている。このレトロなレイヤーの上には、バーシティレッドのオーバーレイが配されている。このオーバーレイは、前足部のマッドガード、アイステイ、ヒールカウンター、襟のラップを形成している。この最後の特徴には、ブラックのエアジョーダンの翼があり、その後ろには、ブラックの襟に酸化させたフェイクの外装があり、履き古した効果をさらに高めている。トップラインに達すると、色はよりソリッドな黒に変わり、それはインナーライニング全体に沿って広がる。一方、インソールはホワイトで、バーシティレッドのナイキ エア ブランドがプリントされている。
足の甲の上には、セイルカラーのシューレースがオフホワイトのタンの上で結ばれている。その前方、トゥボックスには扇形に配されたパンチングが施されている。これは、足の前面に通気性を提供すると同時に、魅力的な美しさをもたらしている。バーシティレッドのパッチがタンの上部に縫い付けられ、Nike Airのブランドロゴがもう一つ、今度はセイル色で織り込まれている。
ヒールの中央、ヒールカウンターのすぐ上には、赤いレザーの小さな四角がある。その両脇には、オフホワイトのレザーの帯が、同じようにブラックのレザーのラインの上を走っている。それぞれの側面で、前者はミッドフットパネルとなり、後者はスウッシュのテールエンドとなっている。一目でそれとわかるこのロゴは、オフホワイトのサイドウォールのそれぞれを際立たせ、このヘリテージデザインをダイナミックに完成させている。